ぎっくり腰、直後にやるべきセルフ緊急対応(動けない場合)

ぎっくり腰施術
目次

緊急対応はあまり知られていません。

西尾市の接骨院スマイルでも、ぎっくり腰は、急な痛みと運動障害で、来院相談の多い症状です。

松井院長

ぎっくり腰は突然来るもの。
注意してても、「やっちゃった」という人が多い症状でもあります。

実は、ぎっくり腰後の回復するケア方法はお伝えすることはあるのですが、院の中で、ギックリ後の直後の緊急対応は、あまり話す事はありません。

松井院長

でも、悪化させない、改善を早くするには、初期の緊急対応がとても重要です。

今回は、
急なぎっくり腰で、座り込んでしまった。
最近良く、強い腰痛で動けなくなる。

という人ほど、いざという時に、覚えておいてもらいたいことです。

【 ぎっくり腰の直後は慌てず、これを試して!】

まず、鉄則です。

ぎっくり腰直後、「立てない。」「動けない。」という場合は、無理して動かない。立たない。です。
特に力が入らないから、勢いをつけて動くことをしがちなので、無理に動くことだけは避けるべきなのです。

松井院長

ぎっくり腰の直後は、腰を支える筋肉が機能していない状態です。
この状態で無理に動くと、さらなる筋肉の損傷や腰椎のズレが起きやすくすべり症やヘルニアの原因となります。

強い腰痛を抱えながら働き続ける人に腰椎のヘルニアが多いのは、腰を支える筋肉(太い主要な筋肉でさえ13個)がしっかり機能せず、無理をするため悪化しやすいのです。
無理に動かず、次に紹介する方法を順番に試してください。

対応1.焦らず、楽な姿勢を取る

できる範囲で以下のような、楽な姿勢を取る

  • 慌てず、座る
  • 身体を横にする
  • 膝を軽く曲げる程度に足を伸ばす
  • 腰を伸ばす
松井院長

ポイントは、深く息ができること。痛めた姿勢と同じ状態から抜け出すことです。

ぎっくり腰は、腰の筋肉が機能していない状態と説明しました。
いきなり支えていた太い筋肉が機能しなくなると、その負荷を周囲の筋肉がカバーしようとします
その場合、負荷のかかった周囲の筋肉まで硬直(ロック)がかかった状態になります。

こうなると、力が入らない!踏ん張れない!という状態になります。

そのため、この硬直を緩めることを、第一に考えましょう。

対応2.ゆっくり、深く息をする

楽な姿勢で、深く深呼吸ができるまで、できる限りゆっくり呼吸します。

松井院長

ぎっくり腰直後、呼吸が早く浅くなっている事が多いのです。
この呼吸を、まず落ち着き、深くゆっくりにしましょう。

腰を支える筋肉は、腹筋や横隔膜なども関係しています。
焦りもありますが、これら呼吸に関係する筋肉も硬直している場合も呼吸は早く浅くなります。
人の身体は、呼吸が早いと、筋肉は緩みにくい性質があります。

松井院長

深く息ができるようになると、体の少しは動きやすくなっているはずです。
ツッたり、固まる感覚がなくなったら、次は、動くことを考えます。

対応3.身体を支えながら、立つ、動く

手や足をつかって、身体を支えながら動きます。

手すりを使う、椅子や机を支えに起き上がる、立つということを心がける必要があります。
特に動き出し(立ち上がる、起き上がる、歩き出す)を気をつける。

松井院長

動くときの動き出しが、いろいろな筋肉に最も大きな負荷が加わります。
だから、手足で補助しながら、動くことで痛みや悪化を抑えることができます。

腰を支える筋肉のどこを痛めていて、どこが機能しておらず、まだ硬直が残っているか?などがわからない状態ですので、動き出しの際に、腕、足を十分に使って慎重に動きましょう。

対応4.ぎっくり腰直後は安静&冷やす。

松井院長

直後の回復は、歩けない動けない、強い痛みがある場合は、安静が原則です。

痛みのない体勢で、「安静」です。かなりきつい痛みの場合、炎症を抑えるために冷やすのが効果的です。
しかし、冷やすのはあくまでも直後が良いでしょう。
炎症が収まっているのに冷やすのは、血行の悪化で回復を遅らせます。

ある程度動けるようになったら、接骨院や整体での治療という手段が一般的です。

ぎっくり腰 緊急対応のまとめ。

直後、無理に動くことは避けてください。
  1. 焦らず、楽な姿勢をとる
    (筋肉の硬直すると身体がこわばり呼吸が浅くなります)
  2. ゆっくり、大きく呼吸をする
    (深い呼吸ができて、ツッたり固まる感覚がなくなるまで、無理に動かない)
  3. 手や腕を使い、身体を支えながら動く
    (力が入らない筋肉をかばって悪化を防ぎます)
  4. 直後強い痛みがある場合は、安静&冷やす
    (冷やすのは直後のみ)

ぎっくり腰直後は、腰だけでなく周りの筋肉も硬直し、うまく支え合うことができていません。無理に動くと椎間板ヘルニアなどの腰痛の悪化を招いてしまいます。
深く息ができるようになれば、足や背中などの筋肉が緩み、力が入りやすくなり、多少は動けるようになっているはずです。

 動けても治ったわけでないので、痛みがあるのであれば、早めにご相談下さい。

ぎっくり腰の症状にお困りなら、スマイルへ

松井院長

ここまで、体の専門家としての、緊急対応を紹介しました。
基本は、安静が必要な症状なので、直後悪化させないためでもあります。

全く動けない場合は、1日、2日安静にした上で来院をおすすめしています。

初期ぎっくり腰施術ソーマダインと腰回り整体

当院のぎっくり腰施術は、動かさずに炎症や痛みを解消するソーマダインという特殊な電気治療機器で初期の状態に対応したり、楽な姿勢で施術、腰の周囲の筋肉を正しく機能させるなどで、腰痛を慢性化しないよう対応しています。


当院への相談は、動かなきゃという人も多いので、それらの要望にも応えられるようサポーターなどで状態に合わせたぎっくり腰施術を提供しています。

ぎっくり腰は、炎症を抑え、強い痛みを取ることで早期改善に繋がります。 数回は短期間に対応したほうが圧倒的に改善が早く、痛みが残りにくいため 「 通いやすいところで治療を行う」ことをおすすめします。

治療内容の詳細はこちらにも紹介しています↓

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