今回は、整形外科で椎間板ヘルニアと言われ、薬の処方をされた方の腰、足に出ている症状の施術事例です。
薬だけではなんともならない。これってヘルニア症状なの?
整形外科では、レントゲンでヘルニアと診断されて、手術するほどでもないとして薬を処方。
でも、腰の痛み、おしりやもも裏に痛みがあるということで来院されました。
少々、ヘルニアという整形外科での診断に不安を持っている様子でしたので、まず、お身体の状態のチェックと説明から対応させていただきました。
実際に身体に出ていたヘルニア患者さんの症状
- 腰が常に重く、鈍い痛み
- 腰の曲げ伸ばしがしにくい(ひねるのは痛みなし)
- おしりと太ももの裏(片側)に痛み。シビレがある
これらが主症状でした。
特に、おしりとももへの痛みとシビレは神経圧迫によるでる症状で、ヘルニアを患っている患者さんに多い症状です。
もう少し、腰の症状や普段の生活などを聞いてゆくと。。。
- 整形外科に診断されてからは、4ヶ月ぐらい経つ
- その間、仕事を休むわけに行かず、2度ほどぎっくり腰のような強い痛みがある。
- 整形外科は、仕事を休まないと行けないので、薬をもらう程度
このような状態であることがわかりました。
今回の症状の見立てと改善方法の理由
椎間板ヘルニアとは、背骨である椎間板、軟骨などの組織が損傷し、その裏にある神経圧迫などが原因で腰や足などに痛みの出るケガです。
実は、この椎間板などの損傷次第では手術も必要です。
そのため、診断はレントゲン、原因自体は手術での治療が必要になります。
しかし、手術をするまででない、もしくは手術して原因は取り除いたはずなのに痛い。というケースもあります。
このケースは非常に多く、腰をよく痛める方、慢性腰痛の方にも同様の症状を抱えてしまう場合があります。
この理由は、筋力不足、柔軟性不足です。
特に今回、椎間板ヘルニアの痛み、2回のぎっくり腰で安静にしている時期が長く、整形外科で運動療法などを受けるこができていません。
今回の身体チェックによる腰や股関節の可動域が狭いことからも
筋力の低下、柔軟性で身体を支えきれずに、痛めている腰や神経を刺激している部位に負荷をかけ続けている状態と考えられます。
更に、冷えなどで足に痛みが出れば、筋肉の硬直による神経圧迫になっている可能性まであります。
薬は痛みを止める。でも、そこからが大事。
多くの場合、薬は痛みをとめて、回復を待つ方法です。
風邪などでは、原因を抑えて回復を早める成分が入っていることはありますが、椎間板ヘルニアなどの腰痛は異なります。痛みの緩和や痛みをとめて、損傷や炎症が収まるのを待つわけですから、自然治癒力が大きく影響します。
この間に、健康な状態を作る必要があります。
痛いからと言って、いつまでも安静でいては、
- 筋力低下による、姿勢悪化、歪み、運動時の負荷が増えます。
- 筋肉の柔軟性の低下、ケガ、ぎっくり腰が起こりやすくなります。
- 筋肉の硬直、可動域が狭くなり、日々の運動でも身体を痛めやすくなります。
手術後にリハビリを行うのも、身体を悪化させずに、健康な状態を作るために行っていることなんです。
運動療法やリハビリは、健康な身体を取り戻す大事な治療の一つ
今回、仕事などもあり、整形外科に通院しにくかったこともあり、ヘルニアの症状が改善しない状態だったと考えられます。
当院の整体では、患者さん自らが運動やストレッチを行わなくても、機能的に身体を動かせるよう対応しています。
腰を支える筋肉(インナーマッスル)を伸ばし、緩め、しっかりと負担のかからない状態にととのえてゆくことで、症状を押さえ、日々の生活でも負担の少ない状態を作ることができます。
また、日時、時間も整形外科病院に比べて、選ぶ事ができ、治療、体のケアにお役立ていただけます。
椎間板ヘルニアの症状改善施術
痛みやしびれ等などを抑える特殊電気治療機器
- 特殊電気治療機器(ソーマダイン)
- 鍼灸施術
を用いて、筋肉や靭帯の 炎症の抑制 、血行促進、細胞の活性化を促します。
鎮痛効果や炎症を抑える効果のある電気治療機器を、神経や患部に充てる施術です。同様に鍼灸施術もあります。
症状やご希望に合わせてご提案します。
慢性腰痛(ヘルニアや脊柱管狭窄症などの手術後など)にもみられる、神経系の症状(しびれや鋭い痛み)に対する効果的な症状改善にも期待できます。
筋肉・靭帯を緩める整体施術
当院では、骨格・筋肉・筋膜の歪みを正して、症状を改善させる目的でスマイル式整体法を用います。歪みによる負担、筋肉の硬直による負担を取り除きます。
- 骨盤や股関節など、腰回りの骨格と筋肉を整える整体施術
腰痛整体、美脚整体の骨盤矯正法、股関節、膝、腰などの関節を支える筋肉を緩めて、関節が正しく機能するよう調整してゆきます。
特に腰痛や腰椎ヘルニアなどを抱えている方に多い、腰、おしり、太ももの筋肉の硬直を改善し、下半身の関節の可動域を取り戻します。歪みと日常生活で腰や体にかかる負荷を取り、神経の伝達を促進し、正常に機能させることを目的とします。
血行促進や神経伝達を正常にし、自然治癒力を促進させるメニュー
椎間板ヘルニアの場合、大きな神経刺激を取り除いても、血液循環が衰えたままでは、傷ついた神経組織の回復も遅くなります。身体のバランスを取る当院のスマイル式整体法は、股関節、ひざ関節を使って筋肉を動かすため、血行の促進やリンパの流れの改善を促します。日常で動かしにくい筋肉を使い血行促進や治癒促進を高めますが、当院では、手技や整体施術の他に、自然治癒力を高めるためのメニューも提案させていただくことがあります。
- ボディケアテープ
- チタン浴カプセル
- 薬石ベッド
- フットケア
これらを用い、疲労の解消、リラックス効果などにより人の持つ回復力を高めるサポートをご提案させていただきます。
症状の回復の促進にお役立ていただけます。
再発防止トレーニング メニュー ・セルフトレーニング指導
椎間板ヘルニアの神経の症状は、「筋肉硬直、血行不良」でも起こります。そのため、整形外科等のリハビリなどのように、痛めた神経周辺を健康な筋力で支えることは、症状の軽減と再発防止につながります。腰、おしり、太もも、などの筋肉の柔軟性による関節の可動域不足が痛みにつながることが多く、整体で患者さんの身体の変化を知ることができます。身体のプロとして症状の改善とともに、筋力不足や柔軟性の状態を確認し、セルフトレーニングをお伝えすることもあります。
また筋力アップなどのメニューを再発防止トレーニングとしてご提案させていただくことがあります。
ぶり返しやすい症状だからこそ、再発防止までしっかりとサポートさせていただきます。
働きながら、治したいという人にも選ばれています。
接骨院スマイルは祝日も営業しており、平日夜は19;30まで営業しています。
治療はしないといけないけど、休めないという方にも働きながら治したいという方に、ここに来ていれば働き続けられる、動けるという希望を持っていただけるように、患者さんの症状にあった施術、通い方をご提案させていただいています。